1MBは何KB？メガバイトとキロバイトの違い早見表

スマホで写真を撮ったり、音楽をダウンロードしたり、日常の中でよく見かける「KB」や「MB」という単位。でも「このファイル大きいの？」「何が違うの？」と迷ったことはありませんか？

実は、この「KB」や「MB」といった単位を理解しておくことで、データの管理や保存、通信容量の節約にも役立つんです。

たとえば、SNSに写真を投稿する時や音楽をダウンロードする時に、どれくらいの容量がかかるのか分かっていれば、無駄なデータ通信や容量オーバーを防ぐことができます。

この記事では、キロバイト（KB）とメガバイト（MB）の違いや、1MBが何KBなのかといった基本から、初心者さんにも分かりやすく解説しています。

さらに、容量の目安や変換方法、保存のコツまで丁寧にご紹介しており、ちょっとしたITリテラシーアップにもつながる内容になっています。

「データ容量ってよくわからない…」という方でも、読み終わるころには「なるほど！」とスッキリ理解できる内容になっています。

身近な疑問を解消して、日々のスマホやPCライフをもっと快適にするヒントがきっと見つかりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

メガバイトとキロバイトの違いとは？
キロバイト（KB）とは？どんなデータで使うの？
1. KBの特徴と代表的なデータ例
2. KBが使われるシーン（メール・テキストなど）
メガバイト（MB）とは？どんな時に使うの？
1. MBの特徴と使われるデータ例
2. 写真・音楽・アプリでよく見るMBの世界
MB・KB・GBの違いをわかりやすく比較
データ容量の計算方法と変換のコツ
写真・動画・音楽ファイルの容量の目安
容量が大きいと何が起こる？保存時のポイント
Q&A｜よくある疑問に答えます
まとめ｜1MBは何KB？KBとMBの違いを正しく理解しよう

メガバイトとキロバイトの違いとは？

「MB」と「KB」はどちらもデータの大きさを表す単位。まずは基本的な違いから確認しましょう。

それぞれの定義と使われ方を解説

キロバイト（KB）：1KBは1,024バイト。小さなテキストや軽い画像などに使われます。
メガバイト（MB）：1MBは1,024KB。写真や音楽など、少し大きめのデータで使われます。

どちらも「バイト（B）」を元にした単位ですが、MBの方がKBよりもずっと大きいことがわかりますね。

1MBは何KB？すぐわかる換算式

1MB = 1,024KB
10MB = 10,240KB
100KB = 約0.097MB

このように、MBとKBの間には1,024倍の差があります。

KBとMBの大きさ比較まとめ表（早見表）

単位	換算値
1KB	1,024B
1MB	1,024KB
1GB	1,024MB
1TB	1,024GB

キロバイト（KB）とは？どんなデータで使うの？

メールの添付ファイルや簡単な文章など、KBは日常の中でよく使われています。

KBの特徴と代表的なデータ例

テキスト文書（.txt）
シンプルなロゴ画像
スプレッドシートの軽いデータ
ウェブ上のCSSファイルや軽量なスクリプト
ブログ記事の原稿や短いPDF資料

これらは数KBから数十KB程度の小さな容量で済みます。インターネット上での読み込みが早く、表示の軽さが求められるコンテンツに適しているのが特徴です。

KBが使われるシーン（メール・テキストなど）

メール添付ファイル（例：履歴書、職務経歴書など）
ウェブサイトのボタン画像やアイコン
メールフォームでのデータ送信や確認メッセージ
サーバー設定ファイルや設定バックアップ
スマホアプリのテキストデータや設定情報の保存

メガバイト（MB）とは？どんな時に使うの？

MBは、写真・音楽・アプリなど、やや大きめなデータでよく登場します。

MBの特徴と使われるデータ例

写真（高解像度JPEG）
音楽ファイル（MP3）
PowerPointやPDF資料
スマホアプリのパッケージファイル（APK）
電子書籍（高画質のPDFやEPUB）

ファイルの内容が多くなると、すぐにMB単位になります。

たとえば、画像が多く含まれるドキュメントや、埋め込み音声・動画がある資料などは、数MB以上になることが一般的です。特にスマホやPCで扱う日常的なデータの多くがMB単位となっているため、理解しておくと容量管理がしやすくなります。

写真・音楽・アプリでよく見るMBの世界

- スマホで撮った写真：2〜5MB程度（HDRやポートレート機能を使うとさらに増加）
- 1曲（MP3）：約3〜8MB（曲の長さやビットレートによって変動）
- アプリ：50MB〜数百MB（ゲーム系や動画編集系は500MBを超えることも）
- 電子書籍：10MB〜50MB（イラストや写真が多いほど容量も大きくなる）

MB・KB・GBの違いをわかりやすく比較

「どれが一番大きいの？」という疑問を解消しましょう。

バイト（B）からテラバイト（TB）までの単位一覧

単位	変換
1B	基本単位
1KB	1,024B
1MB	1,024KB
1GB	1,024MB
1TB	1,024GB

初心者向け！データ容量のイメージ図

1KB：1枚のテキストファイル（数行のメモ帳レベルの文章）。ちょっとした買い物メモや設定の説明書き程度の情報です。さらに具体的には、名前と電話番号だけを記載した簡単な連絡メモなどがこのサイズに収まります。
1MB：1曲の音楽ファイル（MP3の標準音質）。曲の長さや音質によって変動はありますが、平均的な3〜4分の楽曲に相当します。高音質設定にすれば1曲5MB程度になることもあり、複数曲をダウンロードする場合にはMB単位での把握がとても重要です。
1GB：2時間のHD動画。映画1本やドラマ数話分に相当する容量で、Wi-Fi環境がないとダウンロードには時間がかかります。また、同じ1GBでも解像度や圧縮形式によって内容量が変わるため、YouTube動画を数十本保存できることもあります。

GBとの換算方法も押さえておこう

1GB = 1,024MB（つまり、1MBは約0.00098GB）
クラウドやストレージ選びに役立ちます。

たとえば、スマホの写真をたくさん保存したい場合は、1GBでおよそ200〜300枚分の写真が保存できる計算になります。動画や音楽を多く扱う方は、ストレージ容量が多いプランを選ぶのがおすすめです。

また、クラウドサービスでは自動同期機能やバックアップ機能もあるため、万が一のデータ紛失対策としても重要な役割を果たしてくれます。

データ容量の計算方法と変換のコツ

覚えておくと便利な変換式をご紹介します。

MB→KBの変換式：×1,024

例）3MB = 3 × 1,024 = 3,072KB

KB→MBの変換式:÷1024

例）2,048KB ÷ 1,024 = 2MB

オンライン容量計算ツールの活用法

「MB KB 変換」などで検索すると便利な計算サイトが見つかります。

写真・動画・音楽ファイルの容量の目安

「どれくらいのMBが必要？」がわかると保存もラクに。

画像は解像度で容量が変わる

SNS用写真：1〜2MB
高画質写真：5〜10MB
RAWデータ：20MB以上も

動画は1分で何MB？保存の注意点

フルHD（1080p）：約150MB/1分
4K動画：約350MB/1分以上

音楽ファイル（MP3など）はどれくらいのMB？

標準音質（128kbps）：約1MB/1分
高音質（320kbps）：約2.5MB/1分

容量が大きいと何が起こる？保存時のポイント

データが重くなると、動作や送信に影響が出ることも。

スマホ・PCでの保存に適した容量は？

写真：1〜3MBに収めるのが◎。特にSNS用やブログ掲載用の画像では、圧縮率を工夫することで画質を保ちつつ軽くすることが可能です。写真が大きすぎるとアップロードや読み込みに時間がかかるため、用途に応じて調整するのがポイントです。
書類：1MB以下を目指すと軽快。特にメール添付やオンライン提出の際には、PDF形式で圧縮することで快適に扱えます。ページ数が多い場合は画像解像度を下げるなどの工夫も有効です。

圧縮形式を選ぶだけで容量削減できる

写真：JPEG、WEBP形式。JPEGは高画質を保ちつつ容量を抑えられ、WEBPはさらに高い圧縮率でウェブ最適化に優れています。
音楽：MP3、AAC形式。MP3は広く使われており互換性が高く、AACはApple製品との相性がよく高音質で容量もコンパクトにできます。
動画：MP4（H.264/265）形式。H.264は汎用性が高く、H.265はより圧縮効率が良いため長時間の動画にも向いています。

クラウドストレージを使った保存のコツ

Googleドライブ、Dropbox、iCloudなどを活用。複数端末からアクセスでき、バックアップにもなるので安心です。
フォルダ名・日付管理で探しやすく。たとえば「写真_2025年9月」や「書類_重要_2025_申請」などルールを決めると整理がラクになり、後で目的のファイルを見つけやすくなります。