AIでイラストを“フィギュア風”に仕上げる画像がSNSで人気を集めていますよね。
でも「どうしたらあんな風になるの?」「英語でプロンプトって難しそう…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Google AI Studioなどの画像生成ツールで使えるプロンプト例をカテゴリ別にまとめてご紹介します。
初心者の方にもわかりやすいように、
実際に使われている英語キーワードやよくある失敗パターン、
仕上がりを高めるコツなどもたっぷり解説。
この記事を読めば、あなたの大切なイラストも、まるで本物のフィギュアのように生まれ変わるはずです♪
フィギュア風に仕上げる基本プロンプト
まずはここから!定番キーワードを押さえるだけでも仕上がりが変わります。
コピペで使える基本プロンプト
- anime figure style(アニメフィギュア風スタイル)
- plastic texture(プラスチックの質感)
- 3D render(3Dレンダリング)
- soft lighting(柔らかな照明)
- high detail, sharp focus(高精細でくっきりした描写)
- toy-like shading(おもちゃ風の影付け)
- dynamic angle(動きのあるアングル)
補足解説
「anime figure style」はアニメフィギュアっぽい見た目の基本スタイルで、最も人気のある指定方法です。
「plastic texture」や「3D render」は、ツルッとした質感やフィギュアらしい立体感を再現するのに役立ちます。
さらに、「toy-like shading(おもちゃ風の影付け)」を加えると、よりリアルな模型風の仕上がりになります。
また、「dynamic angle(動きのあるアングル)」で指定することで、ポーズに奥行きが出て、完成度がぐっと上がります。
迷ったらこの組み合わせから始めて、自分好みに少しずつアレンジしてみましょう♪
質感・光沢感を出したいときのプロンプト
“PVCフィギュアっぽさ”や“ツヤツヤした質感”を表現したい時におすすめ!
質感指定プロンプト例
- glossy surface / shiny plastic(光沢のある表面/ツヤのあるプラスチック)
- anime PVC figure(アニメ風PVCフィギュア)
- soft vinyl toy / clay figure style(ソフトビニールおもちゃ/粘土フィギュア風)
- acrylic coating / metallic shine(アクリル塗装/金属のような光沢)
- resin cast figure look(レジン製フィギュア風の質感)
- semi-transparent plastic / gel-like texture(半透明のプラスチック/ジェルのような質感)
補足解説
「glossy」「shiny」などの単語は光沢感を引き出すのに効果的で、ツヤツヤとした質感を演出する際に重宝します。
「clay figure」や「vinyl toy」は、マットでやわらかく可愛らしい雰囲気を出したい時にぴったりのキーワードです。
また、「resin」や「semi-transparent」といった表現を加えることで、レジン製フィギュアや透明感のある素材感も再現可能になります。
質感の組み合わせによって、作品の印象が大きく変わるので、ぜひいろいろと試してみてください。
表情・ポーズ・雰囲気を伝えるプロンプト
キャラクターの個性や可愛らしさを際立たせたい時はこちら!
よく使われる雰囲気・ポーズ系フレーズ
- cute expression / smiling face(かわいい表情/にこにこ笑顔)
- standing pose / waving hand(立ちポーズ/手を振っている)
- looking upward / hands on hips(上を見上げている/腰に手を当てている)
- confident / shy / sleepy(自信あり/恥ずかしがり/眠そう)
- surprised look / head tilt(驚いた表情/首をかしげている)
- playful gesture / covering mouth(おちゃめなしぐさ/口元を隠している)
補足解説
感情を伝えるには「cute」「confident」「shy」などの形容詞が有効。
さらに、「surprised」や「sleepy」「playful」など、具体的な雰囲気を表す形容詞を加えるとより多彩な印象になります。
また、表情に合わせて「covering mouth(口を隠す)」や「head tilt(首をかしげる)」などのしぐさを指定することで、
キャラクターの感情やストーリー性がグッと深まります。
具体的なポーズやしぐさ(gesture)も組み合わせると、より表情豊かになります。
一つの表情に複数のしぐさやポーズを掛け合わせて、繊細なニュアンスを加えてみるのもおすすめです。
背景を指定するプロンプト
背景を明確にするとAIの迷いが減って、より理想の仕上がりに近づきます。
背景系プロンプト例
- plain white background(白い無地の背景)
- inside a showcase(ショーケースの中)
- pastel color background(パステルカラーの背景)
- soft spotlight / studio setting(柔らかなスポットライト/スタジオ風)
- sparkles or glow effects in background(背景にキラキラや光の演出を加える)
- outdoor scenery blurred / bokeh(ぼかした屋外風景/ボケ感のある背景)
補足解説
背景を指定しない場合、AIは自動で背景を補完しますが、これが意図しない仕上がりを招くことも少なくありません。
特に白背景は、フィギュアやキャラをよりくっきりと際立たせるための王道スタイルです。また、ショーケースの中に置かれているような背景を使うと、実際のフィギュア展示のような雰囲気が演出でき、完成度が一気に上がります。
さらに、パステル調の柔らかな色合いやスタジオ風の照明効果を取り入れることで、作品全体に優しい印象をプラスできます。背景はキャラクターの魅力を引き立てる重要な要素なので、ぜひこだわってみてくださいね。
よくある失敗とプロンプト改善のコツ
「うまく立体感が出ない…」そんな時は、ここをチェック!
失敗しやすいパターン
- 曖昧な言葉(例:「かわいく」「リアル風」など)ではAIが具体的にイメージを捉えにくく、期待した仕上がりにならないことが多いです。
- 指示の入れすぎでAIが混乱(プロンプト詰め込みすぎ)。欲張ってたくさんの要素を盛り込むと、どれを優先するかわからなくなり、結果的にぼやけた画像になることも。
- 同じ意味の単語を重ねてしまう(例:「glossy」「shiny」「smooth」など)と、AIが迷って質感の表現が不安定になることがあります。
成功しやすいポイント
- メインのスタイル+質感+背景、の3〜4ワードで十分。要素を絞ることで、AIにとっても「何を作ればいいか」が明確になります。
- 言いたいことは短く、わかりやすい英語で伝える。文章で書くよりも、キーワードを並べるような形が効果的です。
- まずは「定番キーワード」を元に微調整してみる。少しずつ表現を変えて複数回試すことで、理想に近い一枚が得られやすくなります。
- 出力された画像をよく観察し、「何が足りなかったか」を意識して次のプロンプトを工夫すると改善スピードがアップします。
Q&A:プロンプトに関するよくある質問
Q:プロンプトはすべて英語じゃないとダメ?
A:基本は英語推奨ですが、簡単な単語ならOKです。Google翻訳などを使っても◎。
Q:1回で思い通りの画像が出ません…
A:AIは毎回少し違う画像を出すため、微調整しながら複数パターン試すのがコツです♪
Q:スマホでも使えますか?
A:はい、Google AI Studioはスマホでも利用できます。ただし、パソコンの方が操作は快適です。
まとめ|プロンプトで仕上がりが変わる!
プロンプトは、AIに「こうしてほしい!」を伝える魔法の言葉。
最初は戸惑うかもしれませんし、「英語だし難しそう…」と感じるかもしれません。
でも安心してください。まずは定番のキーワードから始めてみて、
少しずつ表現を足したり変えたりしていくことで、自然と自分らしいプロンプトが作れるようになります。
「もう少し立体感を出したいな」「目をもっとキラキラにしたい」など、
理想のイメージに近づけるたびに、楽しさもやりがいも増えていくはずです。
英語が苦手でも大丈夫。カタカナ感覚でキーワードを使うところからでも十分効果があります。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの“フィギュア風イラスト”を完成させてください。
小さな工夫が、あなたの作品をぐんと輝かせてくれますよ♪